責任って背負い込むってことではない

どこかで見たことのあるハナシだけど、日本語の責任って背負い込むような字面だ。自分で背負い込んで沈めばそれで決着するようなイメージ。でも英語だと responsibility つまり応答できることが責任の対訳だ。自分の行為にきちんと response することが責任ある行為と考える。日本語版は日本版ではない、もちろん日本文化版でもない。別に英語の解釈が正といいたいわけじゃない。国際的な対応が必要なら国際的に振る舞わなくてはならない。応答しないことで曖昧にして決着がついたと思うのは、通らない。

  なんだかA氏はすごく強固なバイアスがかかった信念をもっているように見える。でも、前述の通りそれはとても未熟な考え方だとeGは思う。できれば、今回のことが教訓となって、腰を落ち着けてレスポンスできるようになったら良いと願う。今回のことは結構失望したが、人は成長できるから絶望はしないでおく。

  さて、つらつらと書いてきたことが、絶対に正しいと言いはるつもりはない。自分自身で考えて判断してほしい。そして、eGがなんかおかしかったら訊いてください。自分は耳が痛くても批判を聴く。訊かれれば応える。

  あ、そうそう、ぱれるがぱらりぽめな、って一見ふざけた名前は、実はショウペンハウエルの名著「余録と補遺」Parerga und Paralipomena からパクインスパイアされている。「余録と補遺」は立派なものだけど、eGのは「余談と言残」みたいなもので、ろくなものではありません。かしこ。