ウィキペディアンがウィクショナリーに参加したとき戸惑う原因とその対処について2

日本語版ウィクショナリー (ja.wiktionary.org) 関連についてシリーズで文章を(思いつきで)書いてます。このブログで書くことは個人的なものであり、日本語版ウィクショナリーの公式見解とかそういうのでは一切ないので、そこのところ何卒。

前回、ウィキペディアからウィクショナリーに参加したとき戸惑う理由について考察しました。ウィキペディアウィクショナリーは内容以外はほぼ同じであるため、内容まで同じと錯覚してしまうことが原因だろうと。例えば韓国のソウルに行けば(看板がないとして)町並みや歩いている人も日本とそっくりなので、思わず日本語で話しかけてみると韓国語が返ってきてびっくりする、みたいな感じでしょうか。

解決は「参加者にウィクショナリーについて知ってもらう」ことにつきます。ウィクショナリー側としては、いかにわかりやすガイドブックや見本やチュートリアルを用意するかということになるかと思います。すでにウィキペディアに参加している人と、最初からウィクショナリーに参加する人を考えると、おそらく前者の方がだいぶ多いでしょう。また、前者に対する用意は、後者に比べ少なくてすみます。いわゆるWeb2.0プロジェクトは参加者の確保が非常に重要ですが、ウィクショナリーとしてはまずはウィキペディアン向けの用意をするのが効率がよいと思います。